志望動機で好印象を
面接で訊かれる事の多い志望動機。
「この病院になぜ転職したいのか」というのを単純に説明すれば良いと思うかもしれません。しかし、それもものは言いよう。そのまま正直に話したからといってOKというワケには当然なりません。
例えば、前職に比べて大きな理由となりやすい“お給料”の話というのは、正直にいえば面接官は良い印象を持ちません。待遇だけを当てにして、きちんとした仕事をしてくれないのではないかと思われるかも。嘘をつく必要はないのですが、まぁ簡単にいえば他の言葉でオブラートに包んだ言い方をすべきだという事でしょうか。
そこで、ここでは病院側が「この人欲しいな」と思う看護師の志望動機についてお話したいと思います。
一番に病院側の意見を言ってしまえば、やはり採用したいのは“やる気”のある看護師。
この“やる気”というのは、やはり採用される看護師の心次第ですよね。きっと自分の希望条件にさえ合っていれば、科とか関係なくどんな病院でも頑張れると思います。
そこで、一番の志望動機が年収アップなど待遇面であったとしても、面接官が好印象を持てる志望動機というのを考えておく必要があるといいます。
では、一体どんな志望動機が面接官に好印象を持たせるのでしょうか?
それはずばり、どんな仕事でもやりたいという前向きな姿勢が見える言い方。例えば、「この病院の○○な所が、自分のやりたい仕事が出来ると思えるきっかけになった」、「この病院で働く事で、前の職場では出来なかったスキルアップが出来ると感じた」などといったもの。
ほら、こう言えば看護の仕事に対する熱意もきちんとアピール出来るでしょ?それに、「この病院で働きたい」という志望動機にもきちんと繋がります。
が、ここで気を付けたいのは、前職への卑屈や非難です。ついつい応募先への入職を希望するが余り、前職の嫌な面ばかりを言ってしまう人が多いと言いますがこれはやめましょう。
あくまでもポジティブに語る事がいいようです。「前の職場では○○を積極的にやっていました」と頑張っていたアピールをしたり、「以前の職場では経験できなかった○○を改めて勉強し、技術を手に入れたい」など、その応募先の特化した部分を強調して志望するのも効果的のようですね。